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抗インフルエンザ薬

 2009年度は、世界中で新型インフルエンザが発生し、インフルエンザに関心を持った方も多いと思われます。
 インフルエンザウイルスに対するお薬の開発も進んでおり、新製品のお薬が市場に出回ってきています。抗インフルエンザ薬について、紹介してみましょう。

タミフル 国内でもっとも出回っている抗インフルエンザ薬です。1日2回カプセルを服用します。原則5日間服用します。インフルエンザウイルスの増殖を阻害する作用を持ちます(ノイラミニダーゼ阻害薬)。
リレンザ タミフルと並んで有名な抗インフルエンザ薬です。飲み薬ではなく、1日2回吸入します。こちらも原則5日間服用します。作用はタミフルと同じです。
ラピアクタ 最近になって発売された抗インフルエンザ薬です。病院で点滴静注するお薬です。原則1回の点滴で効果があります。作用はタミフルと同じものです。

イナビル 今年発売になったもっとも新しい抗インフルエンザ薬です。リレンザと同じく、吸入をします。ただ、1回2吸入だけで効果が持続します。作用はタミフルと同じです。
新薬  来年の発売を目指して開発している新薬があります。作用がほかのお薬と違い、ウイルスを殺すように作用するため(RNAポリメラーゼ阻害剤)、耐性がついたウイルスにも効果が高いと期待されています。また、高病原性鳥インフルエンザウイルスにも効果が高いとされています。

インフルエンザウイルスは、のどから侵入して気管支や肺の中で増殖します。そのため、抗インフルエンザ薬には飲み薬ではなく、直接肺に取り込める吸入薬が多くなります。
また、抗インフルエンザ薬は、インフルエンザに罹患後、48時間以内に使用しなければ効果が期待できません。もしインフルエンザに罹ったらと思ったときは、すぐに病院を受診しましょう。