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水虫

夏になると症状が悪化しやすいのが水虫です。毎年、夏になると水虫の症状が出てくるのは、水虫の原因菌になる白癬菌が感染しているからです。冬は低温で乾燥しやすい環境なので、白癬菌の活動は緩やかになります。しかし、夏になると高温・多湿になりますので、活動が活発になります。水虫は、大きく分けると三種類に分類できます。

趾間型 足の指の間にできるもっとも多いタイプの水虫です。皮がむけたり、赤くなったり、かゆみが出たりすることが多いです。この症状の場合、外用薬(液・クリーム・軟膏)を使うことで軽快します。

爪白癬 かゆみはなく、足や手の爪が白く濁る症状です。放置すると、だんだんと爪が厚くなったり、濁りがひどくなったり、最後には爪がぼろぼろになります。爪白癬になると、外用薬はほとんど効きませんので、内服薬により治療します。

角化型 足の裏やかかとがガサガサして角質が厚く硬くなり、皮がむけたり、かかとがひび割れてアカギレのような症状がでます。かゆみもほとんどなく、水虫による症状であるとわかりにくいことが多いです。しかし、むけた皮膚には白癬菌が付着しており、一緒に暮らす家族などに感染を広げる原因になりやすいので注意が必要です。治療には外用薬を用いますが、症状が重い場合は、内服薬による治療も行います。

質問1 水虫は伝染しますか?

回答 水虫は、白癬菌というカビが皮膚に感染して発症します。ですので、家族に一人でも水虫を持つ人がいると、家族に伝染する可能性は十分にあります。

質問2  水虫の感染を防ぐにはどうすればいいですか?

回答 感染の可能性が高くなるのは、バスマットやスリッパ、爪切りなどの共用です。白癬菌は、高温多湿の環境を好みますので、特にバスマットや履き物の共用には注意が必要です。また、感染している人が裸足で生活すると、白癬菌がついた皮膚が床などに付着し、感染の原因になることがあります。感染している人は、靴下の着用をおすすめします。

質問3 洗濯は一緒にしてもいいのですか?

回答 洗濯により、白癬菌は洗い流されますし、その後に洗濯物を乾燥させるため、白癬菌の感染する確率が大きく減少します。靴下などを一緒に洗濯しても問題ないと考えられます。

質問4  外用薬を使って症状がかなり治まってきましたが、それでもしばらくお薬を使うようにいわれました。なぜですか?

回答 皮膚の表面に付着する白癬菌はすぐに死滅しますが、皮膚の中にまで入り込んだ菌は簡単には死滅しません。途中で治療を中断すると、皮膚の奥に潜んでいた白癬菌が再び活動を始めます。冬は症状がなく、夏になると症状がでるという人がこれが原因です。皮膚の内部にまで住み着いている菌を完全に殺すためにも、しばらくお薬を続ける必要があります。