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風邪とインフルエンザの違い

Q.1 風邪とインフルエンザの違いについて

 一般的にいわれる風邪は、そのほとんどがウイルスが原因によるものであり、その中でインフルエンザウイルスによるものがインフルエンザといわれます。

風邪
(風邪症候群)
風邪は、ほどんどがウイルスによるもの(200種類以上あるともいわれる)。
症状として、徐々に進行し、くしゃみ・鼻水・咳や痰が多く、発熱は少ない。
お薬として風邪に効くものはなく、対処療法(総合感冒薬など)が主となる。
インフルエンザ インフルエンザウイルスによるもの。
症状として、劇的に進行し、高熱・悪寒・全身の痛みなどがある。
お薬として、タミフル、リレンザなどがある。

 風邪とインフルエンザの大きな違いは、風邪は症状が重症化することはほとんどありませんが、インフルエンザは重症化しやすいことです。特に高齢者の場合は死亡率が増加するので、要注意です。


Q.2 インフルエンザの予防接種をしたのにインフルエンザにかかるのはなぜ?

 ウイルスは、体内で増殖するときに自分自身の構造を変化させることがあります。変化してしまったウイルスには予防接種の効果が低減しますので、予防接種をしたからといって100%インフルエンザにかからないことはありません。しかし、インフルエンザ予防接種によって、インフルエンザの症状を軽くすることはできるので、予防接種を受けるのは有効と考えられています。

Q.3 風邪薬って何?

 インフルエンザウイルスにはタミフルやリレンザなどの特効薬がありますが、一般的な風邪ウイルスには、特効薬はありません。風邪薬とは対処療法であり、鼻水や鼻づまりを低減する薬、咳を鎮める薬、痰を切る薬などをいいます。
 薬店で売られている風邪薬には、それらの成分が複数含まれており、様々な症状に対応できるように設計されているので、総合感冒薬といいます。病院で処方される風邪薬は、症状1つ1つに対し、お薬がそれぞれ処方されます。風邪の症状は、それぞれ違うので症状別にお薬を飲むことにより、副作用を軽減できます。
 これらの成分により症状を緩和することが風邪薬の目的になります。

Q.4 風邪薬=抗生物質??
 上にも書きましたが風邪はウイルスが原因になることがほとんどです。しかしながら、風邪が長引いたりして体力が落ちると感染性の肺炎、急性咽頭炎などを引き起こすことがあります。そのため、予防的に抗生物質を投与したり、あらかじめ細菌感染が疑われた場合は、はじめから投与をする場合もあります。
 従って、風邪=抗生物質が効くという解釈は正しくありません。