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貧血

女性に多い病気の一つに貧血があります。貧血は、血液中の赤血球の数が少なくなることで、体中への酸素の供給が遅れ、血流量や呼吸量を増加させるために、動機や息切れが起きます。貧血には大きく鉄欠乏性貧血、悪性貧血、再生不良性貧血などに分類されます。

鉄欠乏性貧血 もっとも多い貧血のタイプが、この鉄欠乏性貧血です。鉄の一日摂取必要量は男性で10mg、女性で12mgとなっています。無理なダイエットや極端な偏食、アルコールの飲み過ぎなどで鉄の吸収が落ちると発症します。特に女性は、生理による出血がありますので、男性よりも多くの鉄分を必要とします。

 鉄分の多い食物は、レバーが有名ですが、ほうれん草やれんこんなどの野菜類に多く含まれます。特に、野菜には鉄分以外にビタミンCが多く含まれており、鉄分の吸収をよくする働きがあります。タンパク質の多い肉類やミネラル、ビタミンの多い野菜類をバランスよく摂ることが大切です。

 お薬により貧血の治療をする場合は、鉄剤を長期間服用します。鉄剤を服用すると便が黒くなりますが、これはお薬による影響で心配ありません。

悪性貧血 鉄と同じく赤血球を作り出すのに必要なものに、ビタミンB12と葉酸があります。この2つのビタミンがどちらか一方でも不足すると、赤血球が増えなくなり悪性貧血が発症します。治療方法は、ビタミンB12もしくは葉酸のどちらが不足しているか検査し、注射もしくは内服により治療します。なお、胃切除を受けている人は、ビタミンB12を吸収できないので、注射により供給します。

再生不良性貧血 再生不良性貧血は、鉄やビタミンのような特定の成分が不足することによって起こる症状ではなく、骨髄での造血幹細胞に異常があり、すべての血球に異常が生じる病気です。厚生労働省による特定疾患、すなわち難病に指定されている病気です。